笑うが勝ち電Go

スプラッシュスター感想。一年間、とても楽しませていただきました。一点の曇りもないハッピーエンドで大満足です。とにかく満と薫が無事に生き残って本当に良かった。これはもう、ある意味キリヤ復活と言っても良いんじゃないかと。でも、玩具の売り上げや視聴率は前作に比べてかなり苦戦したらしいっすね。おかしいなぁ。本来の主人公である咲と舞の造型がちょっと弱かったかなぁ。ふたりとも素直すぎ仲良しすぎでした。満と薫まわり以外に物語を推進する原動力があまりなかったんだよね。たとえば第八話のなぎさとほのかすれ違いが存在しなかったら多分いまごろこの時間帯には全然違う番組が放映されてただろうなぁとか思うわけで、咲と舞にはもう少しケンカしてから仲直りしてこそのふたりはプリキュアだったろうとは思う。まぁそれも、咲舞と満薫の関係で見れば壮大な第八話に一年間の大半を費やしてると見ることもできるわけで全体的な構成は素晴らしかった。というか俺、パン屋お手伝いの回だけ見逃してる。なにやってたんだ。制作者のみなさまは満と薫の魅力にもう少し自覚的になって、早い段階から滅びのプリキュアとして活躍してもらって、ダークネスコミューンとかミックススピンオフしたら結構売れたんじゃないかなぁと思いました。あと、最終決戦でパン作りたいとか絵を描いてみたいとか等身大の夢で宇宙よりも古き破壊者を凌駕してしまう展開はすごくプリキュアで完璧でした。

かわいいじゃん、スゲーじゃん。

仮面ライダー電王の主題歌をサビだけ歌ってたら、子供に「最初から歌いなさい」と注意された。しかたないので最初から歌ったら、また違うと言われた。しばらく悩んだが、ようやくわかった。「時の列車、電ライナー。次の駅は過去か未来か……」でもねそれは歌詞じゃないんだよ。あと、題名は「でんごー」じゃないんだよ。更に言えば「新しいカブト」じゃないんだよ。三歳児は学ぶことが一杯で大変だなぁ。