二宮さん(おとぎ奉り「癸の章」)

河童漫画らぶぅ。で、二宮さんがかわいいのです。首もがれちゃうのが残念なかわいらしさです。いや、四谷さん不細工だと言うわけではありません。あの子も十分かわいすぎです。あまりかわいくかいちゃうと死亡場面が辛くなってしまうわけで、普通は殺され役の人をこんなにかわいく描いたりしません。しかし、この話では読者にストレスを与えるリスクを負ってでも、ケンジの友人達を生き生きと描く必要があった。何故ならば、白虎に奉る“友達”がかけがえのない存在であることを示さなければ、物語の説得力が失われるからだ。井上淳哉先生は本作の基本方針として「老人・子供も容赦なく殺す」と言っていた。この挿話は、容赦なく少年少女を殺害しながらも、決して残虐さのみを前面に出したものではない優れた完成度になっていると思う。

あと「癸の章」はエスプレイド再構築版ということで、よもぎたんは残念ながらお休み。彼氏発覚騒動で、一応ヒロインとしての面目を保たせてるところが上手いな。蝦夷先生はかなりデザインの違う J-B 5th だと思ってたんだけど、今回お休みってことはケンジが黒いピーターパンなのね。その方がデザインも年齢近い。クリスマス衣装のいろりたんも萌えー。

二宮さんOfficial: 第22話の5番目の子です)